浴室のカビ取り剤を買いに行くと、
「カビキラー」と「カビハイター」の2種類が売られています。
カビキラーが「ジョンソン」、カビハイターが「花王」なんですが、結局どっちがいいの?と悩みますよね。
この「カビキラー」と「カビハイター」
実は成分はほぼ同じです。
2つの商品の成分には、
- 水
- 次亜塩素酸塩
- 安定化剤
- アルカリ剤
- 3種類の界面活性剤
- 香料
が入っています。
ただ、カビハイターには更に泡調整剤が入っています。
この泡調整剤が入ることによって、カビハイターはカビキラーに比べ液だれがしにくい商品となっています。
あと、価格に多少違いがあります。
ただ、価格はその時々で特売品になったりなどの変動があるので一概にはどちらがいいとは言い切れません。
結果的には、大きな違いはなく、見た目や価格で自分に合った商品を選んでよさそうです!
カビキラーとカビハイターの違い!詳しい使用方法
自分に合った商品を選ぶといっても、
やっぱり「カビキラー」と「カビハイター」
どちらを買うか悩んでしまいますよね。
カビハイターにはカビキラーに含まれていない成分、
「泡調整剤」が入っています。
この成分によって、
カビキラーよりもカビハイターのほうが
液だれしにくく、泡が長持ちします。
壁など垂直の場所に使用する場合は、
カビハイターの方がおススメです。
では、使用方法を見てみましょう。
「カビキラー」と「カビハイター」、
使用方法もほぼ同じです。
- ノズルの「出」を、きちんと黄色部品中央の
溝にあわせる。 - カビ汚れから約10~15㎝離して、直接スプレーする。
- 約5分後、水で充分に洗い流す。
- 使用後は、ノズルの「止」を黄色部品中央の溝に合わせ、冷暗所に立てて保管する。
- 作業後は必ず手を洗う
強い塩素系の商品なので取り扱いには注意が必要です。
- 使用するときは、必ず換気をする
- ゴム手袋・マスク・保護メガネ・ゴーグル等を着用する
- 一度に大量に使ったり、長時間連続して使用しない
- 入浴中には絶対に使用しない
- 目線より上にはスプレーしない
- 壁や天井など、高いところに使用するときは、
- 柄付きのスポンジなどに液を付け、塗り付ける
- 必ず単体で使用
- 他の容器に移して使わない
カビに強力に効いて撃退してくれるので、ありがたい商品ですよね。
しかし、使い方を間違えると失明したり、皮膚を傷めたりと危険です!!
必ず使用方法をちゃんと把握して使用しましょう。
また、より効果的に使用するには、以下のことに気を付けましょう。
- 石鹸やシャンプーの汚れは先に中性洗剤で落としておきましょう
- 水にぬれた場所に使用すると効果が半減します乾燥した場所にスプレーしましょう
- しつこい汚れには15~30分おきましょう
- スプレー後、ラップやキッチンペーパーなどをはり、乾燥を防ぐとより効果的にカビを
- とせます
スプレー時、泡にならずに、液だれすることがありますが、ちょこちょことスプレーせずに、しっかりと奥までスプレーを引くことでこの症状は解決できます。
また、どちらも詰め替え用がお得に売られていますが、泡がいろんな方向に飛び散るようになるとスプレー先が消耗しているサインです。
消耗したスプレー先を使用していると思わぬ方向に液が飛び散り、危険なので、早目に本体ごと買い替えるようおススメします。
広範囲の場所に使用するときは、電動タイプのカビキラーを使用すると手がつかれずに便利ですよ。
また、ゴムパッキンのカビに使用するときは、液だれしないジェルタイプのカビキラーを使用するとより効果的にカビを落とせます。
使う場所、使用頻度などにあわせて自分に合った商品を選ぶとよさそうですね。
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カビハイターの使用用途別おすすめ商品
カビハイターにはたくさんの姉妹商品が出ています。
成分的にはほぼ同じですが、どんなところに使用するのでしょうか?
キッチンハイター・キッチン泡ハイター
キッチンのカビ取りにはキッチンハイターがおススメです。
カビハイターは木製には使用できませんが、キッチン泡ハイターは木製にも使用できるので、木製のまな板にも最適です。
トイレハイター
たれにくいジェルタイプで、ブラシの届きにくいフチ裏にもしっかりと密着。
黒ずみや黄ばみ汚れをこすらずスッキリ落とします。
カビハイター 排水口スッキリ
粉末発泡タイプで、浴室の排水口周りのカビ・ヌメリをこすらず撃退してくれます。
汚れた浴室の排水口を触らずにキレイにさっぱりと掃除できると好評です。
パイプハイター
高濃度のジェルタイプがピタッと密着。
ヌメリ・髪の毛を溶かして、パイプ臭も根本的に解決!
洗面所・浴室・キッチンなど家中のパイプに使用できます。
洗濯機ハイター
さわやかな香りの粉末酸素系漂白剤。
水を張った洗濯槽に入れるだけで、洗濯槽裏側のカビや水アカなどを洗浄。
衣類への菌移りを防ぎ、嫌なニオイも消臭してくれます。
カビキラーとは成分的には違いのないカビハイター。
使用場所によって、いろいろな商品を選ぶことができます。
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カビキラーとカビハイターの違いを徹底比較のまとめ
以上、カビキラーとカビハイターの違いを徹底比較してみました。
カビハイターには泡調整剤が入っているので、カビキラーに比べ液だれしにくいのが特徴です。
ただ、こればっかりは好みの問題もあると思いますので、一度どちらも試してみて、自分に合ったカビ取り剤を選んでみてはいかがでしょうか?