もやしは1年中安価に購入ができるので、節約やかさ増し料理にも活用できる家計にありがたい食材ですよね。
炒め物、ナムル、鍋など幅広いジャンルで使う事ができ、シャキシャキとした食感が美味しいので我が家でも頻繁に登場します。
しかし、他の野菜と比べて日持ちしないことが難点なので気がついたら変色して傷んでいたという事もよくありますよね。
普段なるべく使う日に購入するようにしていましたが、一手間加えるだけでもやしの保存期間の延ばすことができるようです。
一般的に買ってきたもやしを袋のまま冷蔵庫で保存していても、だいたい2~3日しか日持ちしません。
ですが、袋から出したもやしを保存容器に入れ、ひたひたになるくらいの水を入れ、蓋をしっかりして密閉した状態で冷蔵保存するだけで期限を3~7日に延ばすことができるんです。
水は毎日替える必要がありますが、もやしのシャキっとした食感を保つことができますし、最適な保存方法といえます。
一手間はかかりますが、すぐ使おうと思って買ったのに忘れてしまった時も捨てずに済みますし、一度に使い切らなくてもいいので便利ですよね。
さらに長期間保存したいという場合は冷凍保存してしまいましょう。
未開封なら、袋のまま冷凍保存も可能です。
開封済みの場合は、もやしを水洗いしてしっかり水気を切ってから密閉袋に空気を抜くように入れて冷凍してください。
空気に触れることで、品質の劣化が早まるそうです。
冷凍保存することで2週間~1カ月程日持ちするようになるので、すぐ使いきれない時は、ぜひ活用したいですね。
調理の際に解凍すると、ベチャっとしてしまう事があるので必ず解凍せずそのまま炒め物や汁物に使うようにしましょう。
もやしの賞味期限切れ1週間はセーフ!?食あたりのリスクについて
もやしには生鮮食品のため賞味期限の記載義務がありません。
なので賞味期限がない場合、腐っているのかどうかは見た目などでの自己判断が必要となってきます。
もやしが腐った時の目安ですが、
- 白い部分が黒くなっている
- 酸っぱい臭いがする
- 芽の部分が茶色になる
- もやしの水分が出て全体的にカサが減る
などの変化が見られるため、このような変化があったら思い切って捨てるようにしましょう。
また、もやしは日光の当たらない環境で作られているので、大腸菌など細菌が繁殖しやすいそうです。
そのためサルモネラ菌などの危険な菌が付着していることもあるので生で食べることは危険とされています。
必ず火を通してから食べるようにしてくださいね。
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もやしの賞味期限が切れるとどうなる?すっぱいと感じたらアウト!?
もやしの賞味期限を判断するポイントはいろいろありますが酸っぱい臭いがした!という人は多いようです。
やはり腐り始めたら、酸っぱい臭いがするようですね。
しかし、臭いが和らぐ場合もあります。
まず、水洗いをしてみましょう。
それでも変わらない場合は、熱湯で1分程下茹でしてみてください。
加熱することで臭いが消えることもありますが、消えない程臭いが強いときは、食べないでおきましょう。
臭いとともに変色や、ぬめりや、その他の変化が見られる時は腐っている可能性が高いです。
そして、もやし本体が溶けているようであれば確実に腐っている証拠なので、注意が必要です!
こういった場合は、すぐに捨てて処分しましょう。
多少の酸っぱさがあるものの食べようとしている方はしっかり加熱すること!!
しかし安易な判断で、激しい腹痛や嘔吐になり辛い思いをしないようにあくまでも自己責任となりますので、心配な方やお腹が弱い方は食べない方が安全でしょう。
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まとめ
- 基本もやしの賞味期限は1~3日
- ひたひたになるくらいの水にもやしを浸すことで期限を3~7日に延ばすことができる
- 冷凍保存なら2週間~1カ月
- もやしは、サルモネラ菌などの危険な菌が付着していることがあるので生で食べることはNG!
- 傷んでいる時は、白い部分が黒くなっている、酸っぱい臭いがする、芽の部分が茶色になるもやしの水分が出て全体的にカサが減るなどの変化がある
- もやし本体が溶けているようであれば確実に腐っている証拠
- 臭いの強さにも要注意!
もやしは手軽に購入できるので便利ですが、傷むのが早く間違えて食べてしまうと危険なことが分かりました。
お腹の弱い私は、酸っぱい臭いがし始めたらすぐに処分してしまうと思います。
そうならないためにも、早めに水に浸して冷蔵保存や冷凍保存をすることでいくら安価な食材だからといってもロスを減らせますよね。
もやしは味が淡白なので、様々な味つけでより美味しく調理することができます。
そしてヘルシーで低カロリーなイメージですが栄養価がとても高い食材で、食物繊維・カリウム・ビタミンC・葉酸などが多く含まれています。
もちろん、ダイエットなどにも最適なもやしですが、健康のためにも普段の食卓で上手にもやしを活用していきましょう。